若い時、一日中働いて動きまわって。夕食時に飲むビールは、そうですね、未成年の時に飲んでいた麦茶の延長線上のような、でも大人になったんだから「とりあえずビール」的な感じでした。
どなたかが「ビールの最初の一口が美味しいのは単に喉が渇いているからでビールが美味しい訳ではない。おおいなる誤解だ」と言っていました。これは禁酒しなければいけない人達に向けた言葉なので、お酒を楽しみたい人は聞き流しましょう。
そういうビールがあって良い。乾いた喉を潤す麦茶のようなビールがあって良い。
でも、時間の余裕があって食事を楽しむ時間があって、お酒を楽しむ余裕ができたら、ビールと会話する様にビールを飲むのも良い。
私はお酒の瓶と乾杯します。時には古い友人と久しぶりに飲む時のように、時には新しくできた友人と初めて飲む時のように。
そんな時のビールにサンクトガーレンのビールはピッタリだと思いました。
心を込めて作られたビールは沢山は飲めません。気持ちよく酔う位で酔っ払う程は飲めません。作り手の愛情が飲む人の心を満たしてくれるので量がなくても満たされます。
サンクトガーレンのビールはそんなビールです。