自宅マンションのベランダ(幅6m、出幅1.2m~1.9m)に、他で用意したこれも人口木材で作られたラティスフェンスと合わせて、ウッドデッキを自作しました。既存床の防水メンテナンスの為に大引は床に固定せずに4分割して外せるようにして、さらに、避難ハッチの部分は簡単に外せるように加工しました。天然木材と違って寸法のバラツキも反りもないので、図面通りに、余計なことを考えずにスムーズに作業を進めることが出来たのがよかったです。
施工面での注意点としては、天然木材と違って内部が空洞になっているので、ビスを効かせるのに注意を要することです。慣れない人は、手間は掛かりますが下穴を空けてから慎重にねじ込むのがよさそうです。
部材選定の注意点として、固定金物SE01はSE02と違って、ビスを通す穴が2カ所だけ大きくて同時販売されているビス(SE07)が使えないことと、デッキ材SW01の幅が実寸では146mmではなくて147mmあることです。目地幅を6mmギリギリで設計していると目地幅で調整出来ないので注意が必要です。(付属の床板固定金物を使用する場合は、ネジの頭の径やドライバーの軸径の関係で目地幅は6mm以上必要です)
いずれにしても、樹脂デッキがこの値段で入手できたのが一番有難かったです。幅2mのベンチも造作して、高さ1.5mのラティスフェンスも取付けて、全ての材料費が15万円掛からなかったです。施工日数は2日間でした。