最近何かと耳にする「イエガー・マイスター」
若い人の間ではテキーラの変わりにショットで飲む習慣が増えているのだとか。
気になって調べてみるとハーブ類、果物類、草根木皮など、
56種類の材料を使用して製造されているとのこと。
原産はドイツで「イエガー・マイスター=守護聖人の“狩人”」という意味だそう。
なんて素敵なネーミングだろうか。
香りのたつお酒が好きな私は、イエガー・マイスターについて
調べていくほどに一度味あわずにはいられないほどの欲求に駆られていた。
楽天のショップにて売っていることを知り
お値段もお手ごろだったため、悩まず早速700mlを購入。
自宅に届き、箱から出し、しばらくラベルを眺めた後、そのままダイレクトに冷凍庫にイン。
(ギンギンに冷やしてショットで頂くのが最もポピュラー(ネイティブ)でおいしく飲める飲み方とされている)
1日ほど寝かし、翌日風呂上りのタイミングでギンギンに冷え、薄っすら霜をかぶった
イエガーと再会。
早速ショットグラスに注ぎ、その勢いでクっと流し込む。
“こ…これは?”
子供の頃初めてDr.pepperを飲んだ時をふと思い出した。
きっと凝縮された56種類のハーブの影響だろう。
苦いようで甘い口当たりと深く重い35度のアルコールさえも
爽快に思わせてくれる香草の香りと冷たさが
喉から体中を駆け巡る。
すぐに私は
すばらしいお酒と出合った心地よさとノスタルジックな気分で満たされていた。
そう、私もまた見事に
ドイツの“狩人”に心を射抜かれてしまっていたのだった。