趣味での購入です、良かったです、般若心経の標準訳を確かめたくて。 特に良かったのは、宗教宗旨や人文系アカデミックには溢れてる仮説の上に乗っけて持論展開するあり得ない傲慢な断定や詳しく調べないで揚げ足取りしてるバイアスが、かかっていないところです。
この本の般若心経は、著者の、インド思想哲学者の立場からの訳ですが、訳すのに迷ったところは理由書いて、迷った、先行学会先行学者訳(仏教文化が生活にない欧州系哲学的解釈の仏教学)がこうしてたから直さなかったけど、=こういう意味への展開もある、と書いているところ、など