21スコーピオンDCのベアリング交換のために購入しました。交換ガイドが同梱されているとありましたが、このリールのものは記載がありませんでした。
そのため、ネットで分解図を確認しながら交換しました。特にDCユニット側のベアリングは、ユニットの向こう側にあるため、ネジを3本外し、DCユニットを外してから交換を行うことになります。 外側のフタ(シルバー) ⇒ フタをロックするパーツ(グレーのプラスチックパーツ) ⇒ DCユニット(白の円筒)となっており、前述の3本のネジで固定されています。
面倒なのが、いちばん外側のフタとフタをロックするパーツの間に、クリック音を出させるためのつまようじの太さより小さいバネと白い小さな突起パーツがあります。これが簡単に落ちてきます。またリール自体に塗ってあるグリスに引っ付いたりと、紛失したり見失ったりする恐れがあります。見失うと探すのに苦労しますし、無事に見つかりましたが、実際に苦労しました。
また、こちら側のベアリングと飛び出し防止の針金と間に、金属のワッシャーが挟まっており、オイルでベアリングにくっついている可能性があります。要注意です。
手順が分かっていれば、2つ交換しても5分で終わります。このあたりのマニュアル化がされているとよかったですね。WEB上にもありませんので、どれかのパターンかなと思い、気楽に考えていたら20分くらいかかりました。カチッと音を鳴らすだけの小さいパーツはなくてもリールの性能に関係ありませんが、なくなるのは気持ちが良いものではないので、そのあたりも踏まえ、説明書があるといいと感じました。
なお、レビュー書きながら本当に見逃していないか確認していたところ、15メタニウムDCとほぼ同じような構造でした。まさか、6年違いの別のモデルで、保有していないリールの交換のページは見ませんよね。
到着した商品は、小さなジップ式パックにベアリングが2個入れられ、プチプチでくるまっているだけでした。返品された中古品を送られてもわかりません。ちゃんとした専用パッケージにする等、何らかの対策された方が良いかと思料いたします。封緘や未開封シールなどを張っていただくなど、対策いただけると購入した側はそれだけで安心できます。ご検討願います。