これまでジョージ ジェンセンの壁掛け時計と温度計を縦に並べていた所に、これらが20年経って壊れたために、その買い換えを検討していました。
同じ物をと思っていたのですが、あいにく白い文字盤で黒のフレームの物は本国にも今はないとの事で、これと同じ位のサイズのものを探していました。
今回のこの製品はドイツ製で、北欧デザインとはやや趣が異なるものですが、ジョージ ジェンセンの物とはまた違った意味で完成度の高いデザインのものだと思っています。
品物を受け取り、箱から出した際の印象は「思った通り!」。
曲げ板特有の甘さがないソリッドなフレーム、重厚なステンレスの質感、そしてドイツの航空機のコックピットを連想させるような文字盤。
インテリアに合ったサイズ感はもちろんですが、その小ぶりな中にもしっかりと無駄のないデザインと存在感があるもので、いい物を購入できたと思っています。
ただ、不安はひとつ。
先の物もそうでしたが、温度計の最高温度が40℃ということです。
日本の木造家屋で2階に設置すると、外出時にはそれを超えることがあり得るのでは?
その場合に品質や精度等に影響しないかどうか。
国産の温度計は通常50℃までは目盛りがありますが、ドイツではあり得ない気温なのでしょう。
これに関するレビューはこれまで無いようでした。
この点に関しては、気にしながらの使用になるかと思っています。