いくつかの登場人物視点によって、金融リテラシーと物語がうまく合わさっています。
具体的な金融リテラシーの知識の深堀はされていませんが、”重要さ”がわかる一冊。登場人物は年代別で分かれており、どれかに自分と重なり危機感を得る人も多いと思います。
物語の内容はある家族が主体となりそれぞれの人物視点で描かれていますが、これといって続きが気になるほど面白さはなかったです。ただ母、祖母視点の物語を通してからの最後の決断は感動しました。
読みやすいので金融リテラシーに不安な方はぜひ読んでみてください。
※金融リテラシー…金融や経済に関する知識や判断力