無料お試し版で続きが気になり購入しました。

桜小路かのこさんの「青楼オペラ 12巻」です。 娘がはまって読んでいる、江戸時代の吉原を舞台にした、禁断のラブストーリーです。 ストーリー展開が面白くて、読んでいて飽きない漫画です。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ついにふたりの愛に決断のときが迫るーー 江戸時代、遊郭吉原ーー 両親を殺し全てを奪った真犯人が誠二郎だとわかり、長きに渡る因縁は茜に深い傷を残し、終焉を迎える。 惣右助は茜の身請けの準備を始めるが、そんな折、幕府から棄捐令が下る。 それはすなわち茜の身請け金を用立て出来ないということを意味するーー 誠二郎から残された「疫病神」の言葉の呪いにかけられた茜は、近江屋に降りかかった不幸をも自らのせいだと思うように。 これ以上惣右助に迷惑はかけられないと、惣右助から離れようとする茜。何とかして茜を諦めてはならぬと足掻く惣右助。 やっと交わるかに思えたふたりの未来は、再び無情な運命に行方を阻まれーー！？ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

あまり少女漫画は読みませんが、花魁モノ、時代物が好きなのと、この作者さんは立ち読み程度に知っていてまぁまぁ面白いなと思っていたので全巻買い、読破しました。 お話クオリティ・絵自体は少女漫画のそれですが、レベルは高い方だと思います、読みやすく、ストーリー展開も程よくスピーディ。 ３０歳若かったら感情移入とか出来て、泣けて、楽しく読めたかも。 オバさんはやっぱりもう少女漫画では泣けませんでしたが、楽しく無心で読めたので買って良かった！ 最後の方は「端折られてて残念、急いで終わった感が嫌」なんてレビューをどこかで見て、「最後は慌ただしく片付けられるのか。ヤダけどそれ覚悟で読むか！」となってましたが、いやいや、どうして？！これはこれでいい終わり方だよ！と思ったので思わずレビューしてフォロー？している次第です。 最後の細々は、これくらい端折られてる方がいい。想像も掻き立てられていい。 つまり、このエンディングを作者さんは描きたかったのね！とスッキリ満足出来たので、私はいいと思いました。 巻末のおまけ漫画でフォローもバッチリだし！