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5
2019-06-13
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- 面白かったです…と言っても、笑えるとかではなくて、楽しめる作品でもないです。
最近の話かと思ったら、随分前の作品なんですね。
作品中の携帯電話等から時代がわかりました。
当時からこういう男女の泥沼物語はあったんですよね。
主人公の小津は最低な野郎ですね。
性欲に流されてるだけ。
結局、軽蔑していた黒沢と同レベルですよね。
AVや風俗で我慢しておけよ…。
原は、自身を蔑まないで自信を持って生きてほしい。
でも、ただの可哀想な女というわけでもない。
黒沢と不倫したり、婚約者がいる小津を好きになったりと“悲劇のヒロイン”ではない。
清廉潔白ではないのですから。
読む人によっては、恋愛依存症もしくは承認欲求強めの女にしか見えないですよね。
そんな女性に“白馬の王子”は現れるわけがない…。
幸せになってほしいとは思いますが、不倫をした彼女は他者の幸せを踏み躙った犯歴があるわけで、一人前に幸せを望むのは図々しい気もしますよ。
今の幸薄さは、償いな気さえします。
人間の弱さ、醜さ、哀愁を感じる作品ではあります。
勉強にはなりますよね。
でも、この時代と現代もあまり変わらないですよね。
古文でも不倫や浮気は表現されてますしね。
不倫や浮気は無くならないんでしょうね…。
最終話に注目したいと思います。 - このレビューのURL
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