他の本サイトのレビューで高評価だったので読んでみました。作者の女性は長年ダイエットの事を考えていて知識はある、けれど長続きしなくてリバウンドしちゃうところが自分に似ていて共感できる部分がたくさんありました。心理学者の海保先生の優しく、でもグサッと刺さる言葉の数々もためになります。「食べたい」と思うのは人間として当然の欲求なのだから恥じなくていい、という言葉はダイエットがうまくいかず自己嫌悪に陥ってしまう私には響きました。結局、生活の一部としてずっと無理なく続けられるダイエットでなければ意味がないなと思いました。ある程度ルールを決めても、たまに見直してルールを変えていってもいい、というのも目から鱗でした。編集者の人達の実践マンガもコラム的に入っていて面白かったです。読むだけでも、ちょっと生活を変えてみよう、と思えるのではないかと思います。