スーパーヒーローのマンガを数多く描かれてきた黒岩よしひろ先生の作品です。
これまでの作品でも大なり小なりに描かれたテーマ「何か得る為に何か大事なものを失う」、
それをヒロイン唯我の変身条件として大きく扱っています。
過酷な変身条件でありますが、ヒロイン優雅は強さと優しさと熱い気持ちで苦難に向かって行きます。
ヒロインたちの可愛さも魅力的です。もう一人の乙女神ツクヨミのクールさと、普段の姿のギャップがとても可愛らしいです。
過酷な変身条件ゆえの性格かもしれませんが、普段の姿の綺羅は愛らしいです。
また性的におおらかな描写のある日本神話を題材にしている作品なので、乙女神達の衣装はとてもセクシーです。
第八話では、その姿でのアクションが多いので、見どころのひとつです。
熱い気持ちを持つ主人公達が活躍する少年漫画を、今まで多く描かれてきた黒岩よしひろ先生が、
再び、スーパーヒーローのマンガの王道を熱く深く描かれています。
私にとってこのマンガは、子供の頃に、スーパーヒーローに憧れていた気持ちを呼び起こしてくれたマンガになりました。
黒岩よしひろ先生、ありがとうございます。