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5
2023-09-07
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 素晴らしい本です
- 戦後生まれの昭和24年1949年生まれの74歳ですが、 特攻隊はすごいと思っていましたが、 この本を
読んで何もわかってなかったことがわかりました。 無理やり特攻隊に組み込まれて命をかけて飛行機の
体当たりを軍の上から無理やりさせるなんて最低だと思いました。 今後日本が平和ボケでだんだんとまた
当時のような国民感情になっていってるのでは？ と心配になります。 事実普段は仲のいい隣近所でも
いざあのような状況になると皆がスパイのように人のしていることを密告したりして点数取りに変わって
いくのだと思います。 結局はこういう情報をしっかりと知って 正しい目を向けるということができない
日本人の集まりがこんな悲劇を生むのだと思います。 いい本でした。 たくさんの人に読んで欲しいとおもいます。 この主人公も９回も特攻に出て９回生きて帰ってきたということは素晴らしいことだと思います。 皆に蔑まれるとしてもこの人の行動は賞賛に値すると思います。 - このレビューのURL
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- 購入者さん
5
2018-01-21
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 日本人の縮図がある
- 戦争物の本は何冊も読んできたが、旧日本軍に関わる本は殆ど読んだことが無かった。どこか忌避感もあったし、日本人の悪い所を直視しなければ真実を解釈する事が難しいからだ。本書は前半に特攻兵として生還した佐々木氏（故）の物語、後半にインタビュー、終盤に著者の見解という編成になっている。
終盤には日本人の抱える社会性に焦点が当てられ、特攻という、思考停止とも言える無謀な作戦が産まれた土壌を冷静に分析している。
本書はただ、あの悲劇を美化してはならないという思い、そして我々がどこか特攻隊に抱いている先入観さえも、戦後、命じた側によって作られたものだということが全編を通じて訴えている。
多くの古今東西の戦争物を読んできた私には、読む前から特攻隊の複雑な心境は推測できていたが、その推測を裏付ける事が出来たのは収穫だったといえる。
本書は戦争を全く知らない若い人にも読んでもらいたいし、日本経済を支える多くの管理職にも「命じる側」の保つべき姿勢を学ぶ書として、是非、手にとって頂きたい。 - このレビューのURL
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5
2018-08-24
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 一読の価値あり
- 特攻隊の意味を知っていたが、一面しか知らなかったことを認識しました。戦略的には「失敗の本質」、戦術的にはこの本みたいな感じで読みました。現場を知らないアホな上層部、苦しむ現場。そしてこの国が存在する限り、１００年経とうが、この手の話は決して教科書や道徳の本には載らないでしょうね。寂しいことですけど
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3
2018-08-01
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:リピート
- もう少し活躍したかと・・・
- 旧日本軍のお粗末の作戦により大勢の若者が、覚悟を決めて飛び立った。決して軍や上官の為ではなく、妻、恋人、家族を守るためと自分に言い聞かせ覚悟したと戦ったことが良く分かりました。ただ主人公の特効隊員は9回も出撃し上官の意味のない命令や無駄な特攻を避けるなどして生還したのですが、もう少し撃破や撃沈など活躍するのかなと期待して読み進んでいました。実話を基にしたものなので仕方ないかな。
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