綺麗~~~に収まった4巻です。
読み終わってまず思ったこと………「あぁ、疲れた」。
内容が濃すぎてイギリスから帰ってきたようにぐったりでした。行ったことないけど。
様々な形、様々な色を持つ人達が、宝石のようにキラキラ輝いているお話です。
其々の関係や感情に明確な名前なんて無いし、ひょいとカテゴリー分け出来るものじゃない。
けれど確かに強くて深いもの。宝石のように美しい「好き」。
過去勤めていた外資系会社に「人種・思想・宗教・性的嗜好…等で差別しない」という
エトランジェと全く同じ項目があり、そのつもりで今日までおりましたが、
自分でも気付かず型にはまっていたようです。ハッとさせられました。
<例のあのシーン>はもう描写が秀逸過ぎて私の語彙力は匙を投げました。
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そして今回は電子版にも特典SS2種がつきます。(過去の特典は辻村先生のサイトで読めます)
特典目当てに高い送料払って紙媒体買ったのに…というファンは多いと思います。私もその口。
しかし「特典欲しかったよ~!」という方がそれだけ多いのでしょうね。
着実にファンが増えているようなので、皆で盛り上げて永ーく続いてくれたらいいなと思います。