システムをじっくり調べ、乗っ取りに使える小さな穴を見つける。それがレプチンという満腹ホルモンなんですって。レプチンに敏感な身体を作る、それが「手がかり」だったらしい。「完全無欠コーヒー」を朝に一杯飲む、「完全無欠断続的ファスティング」は、びっくりするほど体重を減らし、体調をよくする。自分の身体を使って、何かを食べるのをやめてみたり、食べてみたり、試行錯誤で「正しい食事」を探ろうとするやり方は、亡くなった宮本美智子さんの「世にも美しいダイエット」を想い出す。どうなのだろう、なんていいながら、結局、グラスフェッドバターとMCTオイルを注文してしまった。安くはない。われながら笑ってしまう。でも、正直「やってみたい」と思ったし。(^_^)
こういうものは、ダイエット法・生活スタイルの提案みたいなもの。医学・栄養学上の新知見を期待して読むのは間違っていると思う。だいたい鶏肉の蛋白質が粗悪で、魚が極上って、そんなことはない。その辺、この著者は勘違いしている。