とうとう完結しました。
年の差ロマンスとのことでしたが、鈴ちゃんの兄・春時が登場してから、かなりサスペンス色が強くなった感じで、春時が悪人じゃないと判明してからは、鈴ちゃんの春時を救おうとする気持ちから、ロマ度はやや低めでした。
ラストも春時の救済というか更生みたいになって、鈴ちゃんと津軽のロマンスは持ち越しです。鈴ちゃんの津軽を想う気持ちの深さは、ちゃんと伝わってきたので、二人が結ばれるといいなと思います。でも津軽には、春時だけでなく、軽業師の叶くんというライバルもいましたね。
シリーズを通してちょっと軽い扱いだった津軽の親友・河内くんですが、なかなか頼りになる存在です。最終巻でも、ここぞというところで活躍しています。河内くん、なかなかいい男でした。