長嶋一茂さん毎日のようにテレビでお見かけしますが、この本を読んでますます好きになっちゃいました。そして本当にありがとうと感謝を伝えたいくらい素敵な本でした。『まぁいいや、だいたいで』を自分にいい聞かせて前向きに病気と向き合っていこうと思えました。パニック障害って薬で治る人もいれば、治らない人もいて、なんでだろう?とずっと思ってました。もちろん人によって病気のレベルが違うから症状が軽い人は薬を飲まずに治る人もいるわけですが…。でもこの本を読んで自分なりに理解したのですが、本当にしんどいときは薬に頼ることも大事。風邪をひけば風邪薬を飲むのと同じ。不調なときは薬を飲む。だけどそのあとは自分次第。薬を飲んでも生活環境を変えない限り治るものも治らない。本では一茂さんが、最後は医者や薬に依存しないで自分で100%治す的なことをおっしゃっていた。薬を飲むことは悪いことではない、でもそれだけに頼るのはよくない。最終的に治すのは自分自身なんだと。とても納得できた。薬を飲むことを恐れていた私だけど、薬を飲みながら自分なりに自分の生活や人生を見つめ直せば、最後は自分の力で完治できるんじゃないかと思う。大変なことだけど、でもやってみようと思えた。