源氏物語で有名な、六条御息所が生き霊となって光源氏の正妻・葵上に取り憑き、出産を苦しめるシーンに至るまでの話がベースになっています。 妻の体調不良を気遣う源氏が、伝説の陰陽師の力を借りて、何とか救おうと奔走します。そのためには原因を見つける必要が……。 謎解きというか、日本に入ってきた宗教について、大本は何であったかが鍵となっていて、「そういうことなのか…」とその本質に驚きました。