常用の「上級茶福袋」で「知覧茶朝露1」・「清茗2」を選択。「清茗」は昨年このセットで出会い、名のとおり清々しく色沢と滋味に優れた佳い茶葉
とリピート。年始の御挨拶に遣い、好評でした。以下、茶連の評価。
(主要特性)
被覆栽培において、「せいめい」の収量、および煎茶として製茶した際の品質は「やぶきた」や「さえみどり」よりも優れます。旨味が強く、渋みが少ないのが特徴です。また、抹茶や粉末茶に加工した場合、「やぶきた」よりも鮮やかな緑色となります。
「せいめい」の耐寒性は「さえみどり」よりも優れており、関東以南での栽培に適しています。ただし、埼玉県などの寒冷地では幼木期の防寒対策が必要となります。
樹姿はやや直立型、生育はやや旺盛で、育成地(鹿児島県枕崎市)では「やぶきた」と比べて一番茶萌芽期が5日、摘採日が4日早い、やや早生の品種です。ただし、寒冷地での摘採日は「やぶきた」と同等か1日程度遅くなります。一番茶新芽は鮮緑で、芽揃いに優れます。
露地栽培における生葉収量と製茶品質は全ての茶期を通じて「やぶきた」や「さえみどり」よりも優れます。