1.陽イオン系界面活性剤の種類
→塩化ベンザルコニウム塩を使用しております。
2.他の洗剤と混ぜても良い?
→陽イオン界面活性剤なので、陰イオン界面活性剤と混ぜると、お互いの効果を打ち消しあいますのでご注意ください。
3.塩化ベンザルコニウムとその危険性について
→除菌クリヤ、消臭クリヤ、Chloris Deodrants for Laundryも同様に塩化ベンザルコニウム塩を使用しております。確かにカチオン系界面活性剤(陽イオン界面活性)ですが、市販の柔軟剤もほとんどがカチオン系界面活性剤です。
塩化ベンザルコニウム塩は病院の手指消毒剤や目薬やコンタクトレンズの保存液の防腐剤や化粧品などに使用されています。
また、除菌クリヤとChloris Deodrants for Laundryには塩化ベンザルコニウム塩が3%程度入っております。
洗濯に使用時には30Lのすすぎ水に対して5~10ml程度の使用量になります、濃度として0.015~0.03%程度になります。
ちなみに、コンタクトレンズの保存液の塩化ベンザルコニウム塩の濃度は0.01%程度です。
尚、消臭クリヤは塩化ベンザルコニウム塩が1%以下となっております。
4.成分割合と除菌効果について
→誠に申し訳ありませんが、技術情報のため主成分の割合は提示できません。
なお、塩化ベンザルコニウム単体でも手指。皮膚消毒用の濃度は0.05~0.1%です。また、そのほかのフェノキシエタノール(化粧品の防腐剤などに使用されています)とアルコールで十分な除菌効果が出ています。
また、陽イオン界面活性剤は何種類もあり、頭髪用のリンスや衣服用の柔軟剤。手指などの消毒剤として使用されています。
ご指摘のようにカチオン系界面活性剤の中には皮膚刺激が強いものや、劇物に指定されているものもありますが、すべてが危険というわけではありません。