幻想交響曲は、学生時代に嫌いな音楽の時間に無理やり聴かされた思い出の曲である。その後クラシック音楽にはまり、幻想も10枚以上の同曲異演盤を聴き比べている状況にある。この曲は1967録音のミュンシュ/パリ管弦楽団の盤が圧倒的に有名・好評で、私も旧EMIのSACD盤を所有しているが、演奏については、ミュンシュ/ボストン交響楽団1962年盤が優れていると感じている。更にCDで大切な録音品質・音であるが、かの知る人ぞ知る、の1950-60年代のstereo黎明期のRCA録音コンビ(R.ムーア+L.レイトン)の制作であり、発売当時から音の良さで、有名だった。(living streo) それが更にVictorの杉本和家氏が主導して、Xrcdシリーズの第1弾に選定され、限りなくマスターテープに近いCD録音品質となった。
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CDで良い録音とは、古いアナログ盤に限れば、マスターテープのヒスノイズがしっかりと、聴こえることに尽きます。ノイズを除去したリマスターは信用できません。