一昔前と比較して、多様な職種にフォーカスを当てている漫画が現在では数多く登場するようになったので、おっさん世代としてはうらやましい限りです。
スポーツ分野を除外すれば、本格的に自分の進路に影響を与えそうな漫画というのは、かなり古いものでは「ブラックジャック」、地味ですがサラリーマンや世の中の景気を窺い知ることができる「課長島耕作シリーズ」、獣医に焦点を当てた「動物のお医者さん」位しか私の学生時には存在しなかった気がします。
それ以降、「カバチタレ」を筆頭に、この書を含めあらゆる職業をメインにした漫画が登場してきました。
「銀の匙」は流石に少年誌という事もあり、かなりシリアスな裏話などはない気はしますが、是非とも現在学生の方々には見聞を広めるためにも読んでほしい1冊であると思います。