1990年に日本経済新聞社の朝刊に連載された歴史小説です。秀吉の墨俣一夜城(砦)を築いた蜂須賀小六等の木曽川川並衆の一人、前野将右衛門の一生を秀吉の天下取りと並行して描かれています。そして秀次の死とともに終焉へと向かいます。人の世の流れに比べ、木曽川の大きな流れは変わらず。
古い本なので、ページは黄ばんでいましたが、外装のブックカバーと帯は新品同様(新品をとつけかえ?)です。商品としては満足です。
ブックオッフから購入するときは送料無料にするため合計3000円以上単位で購入していますので、下巻は、すぐ読みたかったので図書館で借りて読みました。