今一番気に入っている作家・沼田まほかる氏は1948年大阪生まれの女性で、実家の寺を継ぎ自らも僧侶。50代でホラーサスペンス大賞、今年は大藪晴彦賞を受賞している。さすが僧侶という美しい漢字熟語を多用しながら、静かな気味悪さで独特の世界へ引き込む。『殺人鬼フジコの衝動』真梨幸子著を読んだ時同様、天麩羅を揚げながらも手元から離せず一気読みした。

通勤のおともに本は必須です。楽しく読めました。

イヤミスが好きで、湊かなえ、真梨幸子を好んで読んでいますが 読みつくしてきたので、新規開拓したくて レビューの良い沼田まほかるを選びました。 ９月が永遠に続けば、が面白かったので期待したのですが この作品は、私には合わなかったです。 仏教の専門用語？も多く、読めない。笑 現実離れし過ぎな話で、イヤミスなのか何なのか・・・。 結局父はなぜ心中したの？ ミハルが実在する人間ならば、どこ行ったんだよ？ ジョーガン、お前はそれでいいのか？え？坊さんなのに？えぇ？ もはや何の解決もなされていない。 心底、中古で購入して良かった！ まだ、まほかる作品３作購入しているので、そちらに期待したい。