この時期はグレイシーブームで、その影響は漫画界にも大きい余波を残しました。 時間差はある程度ありますが、格闘系の作品でこのコータローの他、大々的に柔道編に突入した作品には「修羅の門」が有名ですが、この漫画ほど長編に渡り柔道ネタが続いた作品は非常に稀有です。
残念なことは、その前編から掲載は少年マガジンというメジャー誌であったことに加え、柔道編以降の「L」を合わせれば100巻レベルの漫画であるにもかかわらず、その認知度は至極低い点にあるかと思います。
立ち読みなどでもかなりツボに入る確率は高いと思いますから、全巻コンプしても面白いかもしれませんね。