今まで自分でパンク修理をしたことがあったのは、自転車のチューブタイヤだけだったのですが、バイクのチューブレスタイヤもこのようなキットを使えば、DIYできるようだったので挑戦してみました。
〇【安い】
自宅の駐車場からバイクで出かけようとしたときに、偶然リアタイヤに釘が刺さっていたのに気づきました。タイヤに垂直に刺さっていたため、タイヤの空気は漏れていませんでしたが、そのまま走行し続けると、釘の頭が路面のアスファルトで削られて、釘がタイヤ内部に落ちてしまって取れなくなることもあるようでした。そこで安く上げるために、タイヤの空気を抜いた上で、ペンチで釘の頭をつかんで抜き取り、こちらのキットを使って、自分で修理してみることにしました。
×【補修材の押し込みツールにバリ】
このキットには、補修材のほかに、穴の形状を整えて大きくするリーマーツールと、補修材押し込み用のツールが同封されているのですが、押し込み用ツールには、金属の返しのような形状がついており、タイヤからツールを抜くときに補修材が引っかかって一緒に抜けてきてしまいそうだったので、事前に棒やすりを使ってバリをキレイに削り取って、スムーズにしておきました。(検索してみると、このキットを使って、パンク修理のDIYをしている人たちの多くは、同じような問題に直面しているようですので、今後ツール形状の改善を期待します。)
△【補修材が固い】
赤茶色のビーフジャーキーのような補修材が思ったよりも固く、タイヤに押し込むときに曲がらなかったので、付属のゴム用接着剤を全体に塗って、1分ほど待って補修材がが少し溶けて柔らかくなってきてから、一気に押し込みました。
それ以外の作業のコツは、最初に穴を広げて整えるステップで、リーマーツールに接着剤をつけて何度も往復させるのですが、この作業を念入りにやっておくと、次の補修材の押し込み作業がラクになります。事前に調べていたのでかなり穴を大きくしてから押し込みましたが、それでもかなりの力が必要でした。
修理後、すぐにタイヤに空気を入れても問題ないようでしたが、私は不安だったので一晩置いててから、空気を入れました。その後、100km以上走行しましたが、空気漏れなどはありません。
安価に修理ができて、助かりました。