あるテレビの旅行番組。あまり料理とお酒が美味しそうだったので、そのお店に行きました。ぬる燗にこだわったその燗専用のお酒があまりに美味しく、3本も購入したものの、燗容器を探したらなんと11種類もあり悩んだあげくこれを選びました。
酒量は、300mlが欲しかったけど、何を見ても容積がわからず、口コミを見たら、二人で飲むにはちょうどいい量と言う感想があり、それが決め手でした。
届いた燗容器は、やっぱり300ml。口コミが役に立ちましたが、どこかに書いてあるといいですね。
さていくら美しくても眺めているだけにはいかず、お酒を飲む前に、次は燗温度を調整する条件決め。外容器は1100ml。700ml以上入れると徳利を入れるとお湯が溢れてしまいます。また徳利を空にしても浮かないのは500mlと言うのがわかり、お湯は500mlにしました。酒は300mlです。
ぬる燗は40℃、熱燗は50℃と言われています。陶器の比熱0.25と各々の容器重量から、この燗容器では下記の理論式を導きだしました。
お湯温度=燗温度×2-酒の温度
酒の温度は、最初は気温でも構いません。
次は実験です。ぬる燗と熱燗で試しました。わざわざこの為に1480円のデジタル温度計まで買いました。
10分ぐらいで温度上昇は止まりますが、所定の温度より1~2℃低い。5分なら5~7℃低い。
そこで10分待ってもいいなら、
お湯温度=燗温度×2-気温+2
5分で飲みたいなら
お湯温度=燗温度×2-気温+5
と言うのが条件です。
まあ酒を飲むのに温度計と計量カップを使ってるのも変ですが慣れれば大丈夫でしょう。
この段階で私はお刺身を買いに走りました。そして美味しいぬる燗でお酒を楽しみました。
これが届いた長く楽しい1日の事でした。