これまで4~5千円台の HB4 LED バルブをいくつか購入しましたが、固定してもグラつきが大きく、カットラインも一発で出ないモノが多く、今回、高レビューの多い、HID屋さんの HB4 LED を見つけ、今までのネガな部分が改善できる事を期待して購入装着してみました。
購入の決定打は、無論、レヴューの内容もそうですが、これまで購入した HB4 LED バルブは精度は問題ありでしたが、光量に関しては期待値に対して十分だったので、交換した HB4 LEDバルブ が、高精度は当然で、光量の低下は許せなく、高「Lm」の謳い文句にも期待して購入。
実際に手元に届いたバルブは、熱対策に自信があるのか、LED部 から台座まで、同じ幅と厚みで発光点を遮ることなく立ち上がっている構造が印象的で、このシンプルな形状は、二次的ですが、LED部からの光を遮るモノが無いので、光の拡散性や光量の確保にも良い影響を与えていると感じました。
取付けてみて、バルブ固定爪の位置と形状精度が高いので、しっかりと固定され、グラつきはほぼ皆無。
調整無しで点灯すると、ほぼ問題なくカットラインと光点が出ています。ここで、さらにカットラインなどをベストにするために微調整したのですが、台座にメモリ状の突起が刻まれており、回転量の目安として大いに役立ちました。無段階に調整できるので、カットラインと光点の調整を満足のゆくまでできるのは より高価な他社製品よりポインが高いですね。期待した光量は、これまでと同様、色合いもLEDならでは澄んだ黄色で低ケルビンの暗さは感じません。
発光部から台座までのLEDを固定する部分は、クロームメッキが施されているので、ランプ内でバルブが目立たなくて良いのですが、逆に、これまで高ケルビンを謳うハロゲンバルブの様に、メッキ部をブルーにすると非点灯時はランプがブルーに見えるので、そうした向きを良しとするニーズにもヴァリエーションのひとつとして揃えるのも良いかもしれません。
一点気になったのが、バルブ本体からコントローラーまでの配線の長さで、あと50mm長ければ車体に固定する自由度が増して、コントロラーがぶら下がって配線にストレスを与える事が無くなると思います。
耐久性に期待してもう少し様子を見てみたいと思います。