20年以上使用したTOTOのTCF660が水漏れするようになり交換の為購入
この製品を選んだ最大の理由は寸法。TCF660の蓋を閉じた状態で便座先端からタンクまでの距離を測ったら530mm
それに対して各メーカーの全長が
パナソニック:516mm
TOTO:531mm
東芝:543mm
リクシル:554mm
最近の製品は便ふたが便座を完全に覆うようになっている分前方に伸びているようなので、実際はどのメーカーでも取付できるのかもしれませんが、最も確実なパナソニックを選択しました。
交換は止水栓が少し奥まった作業しにくいところにあったこともあり1時間程かかりましたが特に問題なく出来ました。
ただ分岐金具は給水ホースに直付けではなく別部品としてほしかったです。
我が家はタンクと温水便座への給水は温水便座側だけ止水できるように分岐されていたのですが、給水ホースに分岐金具が直付けされている為タンク用給水ホース側につながざるをえなく、温水便座側だけ止水するという事が出来なくなりました。
温水便座で水漏れしてもそちら側だけ止水すれば普通便座のトイレとして使えていざという時に便利なので、近いうちにキャップナットを買ってつなぎなおそうと考えてます。
使用感は普通の温水洗浄便座です。機能を求めない人には必要十分だと思います。
TCF660との比較で気になった点が2つ
1.最大吐水量がTCF660の1.1L/minに対して0.65L/min、TCF660では60%位のダイヤル位置で使用していた私が最大水量でちょうどいい位なので、人によっては弱いと感じるかもしれません。
2.操作パネルの位置がTCF660と比べて10cm位後ろで、高さもTCF660は便座より5cm位高いのに対しこの製品は便座より5cm位低いため、若干操作しにくいと感じます。どこも似たようなデザインなので他メーカーでも同様かもしれませんが。
大きな不満は無いですが、給水ホース分岐金具と操作パネルの件が残念なので普通評価の☆3としました。