ホームセンターにある一番安いカートを8年使った末、溶接部分が破断したのでこれに買い替えた。大型車輪は段差越えのときに威力を感じるし、耐荷重40キロ性能でそこまでの重量物でないものを載せたとしても安定している(余裕がある)。しかし、(1) 引き手のプラスチック成型物が微妙に自分の手とサイズが合わず持ちにくい。自分は日本人男性の標準サイズの手だと思うのだが。(2) 大型車輪があだになって、ちょっとした隙間には置けない。保管時にスペースをとる。(3) 折り畳んだときに、ストッパーが無くて付属のゴムバンドを巻き付けるしか固定の方法がない。金具の取り付け位置が、もう1~2センチ違えばストッパーになったのに。もしや設計と実際の製品に違いが生じているのか、これには唖然。また (2) にも関係するが、保管時に自立しない。(4) 新品なのに、黒に着色しているパイプ各所に傷というか塗料の剥げがあって見苦しい。自分は生産現場に詳しいわけではないが、一時期メイド・イン・チャイナの品質向上が著しかった時期を経て、今は(人件費高騰を受けて)コストダウン重視で製品の出来が再び「荒っぽく」なったものが散見される。これもその現われか? 値段からすれば、(1) から (4) までの指摘は厳しすぎるかもしれないが。