定価14万円のイスが壊れたので、安価な割に評判の良いこちらの製品を購入することにしました。
組み立ては、梱包を解いて部品を並べるのに15分。
実際の組み立ては20分程でした。
重量があるので、別のイスに座りながら、膝の上にひっくり返した座面パーツを乗せて組み立てると、女性でもスムーズにいくと思います。
背もたれと座面の組み付け以外は、固定具はなくパーツをはめるだけなので、移動の際は分解しないよう注意が必要です。
使用感として気になる部分を書きます。
《座面》
座面は広くて、大柄な男性でも問題ないでしょう。
表面は平らではなく、足の付け根あたりが少し盛り上がり、膝に向けて下がっていく感じです。
私は数日で慣れました。
《ヘッドレスト》
ちょっと安っぽいです。
他の方の話にもありますが、頭をのせるとクニャリと後ろに倒れてしまいます。
そこで組付け具を力の限り締め付けてみたところ、何とか頭を支えられる程度になりました。
(私は男性の中でも力のある方です)
《背もたれ》
背もたれの高さは、身長180センチの私だと脇の下程度までしかありません。
深く後ろに倒すと、上部フレームに背骨と肩甲骨があたり、結構痛いです。
この対策として厚手のTシャツを背面に着せてみましたが、まだクッションが足りないので、今後ゴムラバーなどでサポートする予定です。
(この際、見た目は気にしません)
《アームレスト》
ここが一番問題ありでしょうか。
安っぽくてグラグラするのはともかく、一番内側に調整しても左右が離れすぎていて、大柄な私でも距離を感じます。
また表面のメッシュ生地がザラザラしているため、素肌のままだと擦れて痛いです。
(しかも私の個体は、左側のスポンジが右側の倍くらい硬いです)
このアームレストのメッシュ部は、前後2本のボルトで固定しているだけなので、外して布を被せることにしました。
靴下がピッタリ合います。
また、前方のボルトだけを外したままにすることで、肘を置く部分を「ハ」の字型に可動できます。
これで離れすぎの問題も解消できるので、困った方はお試しあれ。
(強度の問題はありますけど)
色々書きましたが、2万円のイスにしては良く出来ていると思います。
コスパは高いでしょう。
2万円でこれだけのものが作れる会社なら、5万円で他社十万円超の高級チェアーと同等のものが作れるのではないでしょうか。
今後に期待しています。