会議通訳という仕事柄、スーツ&タイのビジネスフォーマルに限らず、レセプションなど少し崩したセミフォーマル/ビジネスカジュアルを求められる機会も少なくありません。そんな時にループタイは大変重宝するものですが、○型/面型のありふれた製品では軽く見られ気が引けてしまいます。このような民芸品的価値もある工芸品であれば、話のネタにもなり、大変有り難いビジネスアイテムとして使用できます。既に世界で知られる「イマリ・セラミック」と、我が故郷(栃木県)の「間々田紐」とのコラボレーションは、民芸品/工芸品の域を超えた芸術品であるとも思います。それを、意匠作家さんへの失礼も顧みず、組紐の色を黒に替えるお願いをしましたところ、組紐を調達し直すところからご対応下さいました。早速、来月5日に渡米する際に持参し、ニューヨーク・国連本部/会議場界隈で着けて歩いてみようと思います。