お世話になった財布フェチの年配の人へ、日頃のお礼として、ちょっと高級な物をと注文しました。渡したい日をあらかじめ考慮し、余裕を持って注文したのに、結局は到着が予定より3週間も遅れてしまい、相手を待たせてしまいました。それだけに余計に商品に過大な期待をしてしまった部分もあるのですが。
ウェブ上の画像を見る限り、最初から大きな傷があるような商品に見えなかったのですが、目の前で箱を開けて貰って「ありゃ、もう大きな傷が目立つねぇ」とちょっとガッカリ。あまりに目立つので交換して貰おうかと思いましたが、「傷ではなく染色のムラだろうし、どうせこれから嫌でも傷が付いてくるからこれでいいよ」と逆に慰めて貰えました。素晴らしいイタリア製の皮となめし技術を使っているんでしょうが、素人の私にはその良さが分からなかった。made in Italy と表記されていたので、多少なりとも面目は保てたか?
ウェブ上の画像を見ても、一体どういう構造なのか、自分でもよく分からなかったのですが、札入れ&カード入れ部分と小銭入れ部分は正反対になるのですね。慣れないと、間違った方を開けてしまうなど、どっちを開ければいいか混乱しそうです。ちなみに、幅が広く見える方が小銭入れ箇所でした。それに小銭入れ部分のボタン開閉が結構きついです。このくらいきつくないと、使っていくウチに緩くなり、ちょっとしたことで小銭が散乱する可能性もありますが、「これは札入れ専門になりそうだな」と言われました。小銭入れはファスナーの方が使いやすいと感じました。
年配者向けには、ややこしい財布は不向きです。格好の良さだけで選んじゃいけないと反省しました。見た目のデザインは本当に素敵なんですよ。こんなデザインの財布、巷で見たことないし。脳みそがシャープな若い人なら喜んで使ってくれると思います。「こんな素晴らしい財布は初めてだ」と言って驚いて喜んで貰いたかったので、それだけにガッカリでした。私にとっては決して安い財布ではなかったですから。