元々seal製品のファンで…と言っても2つ目ですが、今回プレゼント用と自分用に続けて同じトートバッグを購入しました。sealのタイヤチューブの良さは知っていた通りですが、森野帆布は初でした。森野帆布のカチッとした質感は、高級感と剛性感を併せ持つ期待通りの製品でした。
しかし、ハンドル素材とショルダーベルトのDカンを留めている素材は、共通してもう少し本革感が欲しかったです。
また、ハンドルを留めている金具は少し心細い…材質的にも構造的にも…珍しい留め方ですが、これによりしわ感をだしていて、デザイン的にひと役かっていることもあるので、直接カシメで留めてしまうのも悩ましいところ、やはり金具の選択になりますが、私はこの金具をステンレス製のネジ式Dリングに交換しようと思います。
最後に本体の構造的なところですが、正面下部のタイヤチューブ部分中心部は途切れていますが、ここを重ね合わせずに縫っている為、ここを内側から指で押してみると、帆布が途切れている部分から直接内布だけになるところが分かります。あと五千円コストを上げても上記は改善して欲しいところです。
以上生意気なことを言っているとは思いますが、今後とも注目していきたいブランドですので、辛口レビューとさせていただきました。とは言うものの普段使いには充分で、総じて気に入っています。