ルーミーの純正タイヤ(ダンロップEC300+)からの履き替えです。
ホイールは、カー用品店とかでスタッドレス用とかで格安で売られている5.5J+38サイズのものと交換したので、純粋な比較ではない点と、5万キロ以上使い散らかしたタイヤとの比較になるので、あくまでも参考にしかならないレビューです。
まず、純正装着のダンロップとの差は、単純にグリップ力の違いです。
MP7の方が、段違いにグリップしています。
純正装着のダンロップだと、雨の日などで急発進しようとすると簡単にホイールスピンしていたのに対し、MP7では全くその傾向がありません。
全方位(横、縦、制動)において、純正と同じサイズであるにも関わらず、かなりグリップ感は良好です。
純正装着のダンロップは、この点大幅に負けているかも・・・・(新品時の記憶を辿っても・・・)
一方、走行時の「軽快感」に関しては、純正装着のダンロップに軍配が上がります。
タイヤ本体の重さの違いなのか、正確に測ったわけではありませんが、悪く言うとMP7の方が走り味は重めです(よく言えば落ち着いている)
この辺は、ホイールサイズの違いによる影響も無視できないとは思います(ルーミーは、ホイールサイズの違いの変化が結構出やすい気がする、特にオフセットの違いは割と顕著)
ただ、走りが重いと言っても、転がり自体が非常に良いので、燃費の方は純正装着のダンロップと同等以上の平均値が出ています(0~+0.3キロ、純正の燃費系での数値)
乗り心地に関しては、純正装着のダンロップよりも硬めに出ます。
たぶん、ミニバン用に剛性を高めに設計しているせいかとは思いますが、かといってスポーツタイヤのようなものではなく、あくまでも純正装着のダンロップと比較しての印象です。
硬めに出るとは言え、乗り心地が悪いという事はなく、大きめの段差や凸凹を乗り越えるときに「お?」と感じる程度です。
静粛性に関しては、純正装着のダンロップと比較して同等かそれ以上は確保されていると思います。
静粛性に関しては、劣化度合いに最も影響される性能なので、この先使い込んできた時にどう変化していくかが大事な要素と見ますので、これはまだ判断しかねます。
総合的に見て、思った以上の性能を持つ優れたタイヤの印象を受けました。
価格もかなり安いので、わざわざアジアンを買う必要はありません