前回同じものを購入して1年間使用してきた結果はこの価格のものとしては相当満足度が高いです。
今回の購入は前回のものが現時点よりも更に消耗した際のバックアップ用としてのものです。
ボランティアでしている年間100本程の包丁研ぎ時の砥石の面直し専用として1年間使用してきた結果
#150の面は C#240,GC#240,WA#1200 の面直しに使用して来て大分、面直しの力が落ちてきた感じ。
#600の面は WA#3000,WA#1200 の面直しに使用して来て、まだまだ充分使える感触。
電着ダイヤモンド砥石はとにかく水を流しながら使うのが消耗をできるだけ抑えるコツのようです。
#150の面は C#240やGC#240 の修正に使用しているのでさすがに修正力が落ちてきた感じだがまだ行ける感じ。
それにしてもたかだか2000円台のもので、これだけの使用頻度に使えてきたのでコスパは相当高い。
一般家庭の自分の家の包丁研ぎ時の面直しで考えたら恐らく5年以上は余裕で使えた事になるかも。
砥石の面直し専用で考えたら包丁用途としては充分な平面精度を維持しながら面直しが出来るので
金剛砥などの砥石タイプの面直しで発生する凹みと砥石面の平面度低下を気にする必要が全く無いのは
研ぎの精度を一定に保てて非常に助かるし有用と感じている。
アトマ#140/#400に比べると、砥泥の排出性能が落ちる傾向なので流水で泥をどんどん流してやらないと
面直しによる砥石面の平面精度が落ちる傾向にあるようだが、これも使いこなしでどうにでもなる。
とにかくこの価格で、この性能が得られるのは非常に魅力的。
家庭での使用には充分以上の性能なのではないだろうか。
ただC#120の面直しに使う勇気は自分には無いので、どなたか使ってみた方の報告を見てみたい気もする。