洗剤を買うに当たり、気にするのは動物実験をしていない(プラス、動物由来成分配合でない)ことと、環境汚染をしないこと。
この二点に当てはまる商品は一応いくつかあるが、今まではねば塾などの無添加植物系せっけんを愛用してきた。
せっけん系は汚れ落ちは最高だが少し使いづらいのと柔軟剤が効きにくいという難点があるが、緑の魔女を使い始めてからは余程汚れがひどい時しか洗濯せっけんを使わなくなった。
この商品は、セスキや重曹や石鹸と同じくアルカリ性で、酸性の皮脂汚れに強く、普段使いとして申し分ない洗剤だと思う。
特に5Lはコスパが良いので常備している。
発泡するので2回すすぎだが、その分、柔軟剤(パックスナチュロンの衣類のリンスを愛用)の効きもセスキより良いようだ。肌トラブルも無い。
TVで宣伝をしているような合成洗剤は実際はエコでも何でもないし、その証拠に多くの大企業は動物実験や環境汚染を問題ともしていない。
その上、儲け目的で新商品ばかり作っているが、宣伝費が乗っかり高価格だし色落ちが激しい割に汚れ落ちは大したことない物ばかりだ。
血液はセスキ、泥や油も重曹スプレーや石鹸の方がきちんと落ちる。
そもそも、質の悪い合成洗剤は高度成長期の悪の遺産でしかないし、アトピーなどの副作用だってある。
ちなみに、せっけんを環境汚染の原因としているのは劣悪な合成洗剤を売りたい大企業の経営戦略でしかない誤情報なので信じてはいけない。
イメージ優先の宣伝に騙されないで、動物実験で苦しむ動物たちや汚染で死んでいく魚たちのためにも、本当に良い物を選びたいものである。
屁理屈ついでに、国連で数年前ある子供が大人たちに向けた手紙を演説して、最も話題になった一節を引用したい。
「なおせないもの(自然や命)を、こわすな!」
人間の「文化的生活」が本気で見直されない限り、環境汚染は終わらない。
残念ながら、この商品も海外物で、日本(特に大企業)は完全に出遅れている。
国内にも、動物を犠牲にせずに本当にエコな商品を作り、手の届く価格で売る良心的な会社が増えることを期待している。
それまでは、緑の魔女(独)やエコベール(仏)にお世話になりそうだ。