伊勢うどんの国で生まれ・育ち、社会に出ては大阪うどんの昆布だしに馴染み、転勤しては味に迷いが生じ、また、伊勢うどんの国に帰ってきた私はすっかり「伊勢うどん」と他のうどんは別物として、夏はもっぱら「讃岐うどん」を愛食しています。
先日、さだまさし氏の「案山子」が元になったドラマがありました。当初の放送予定が東北大震災の報道などによる影響で延期され、つい先日ようやく見ることができました。設定は歌詞とは異なり、うどん屋の父娘になっていたのですが、妻がどうしても「五島うどん」が食べたいと前々から望んでいたので、このたび注文することになりました。
うどんは、細く、そうめんより太い感じで、にゅるにゅるした弾力とは裏腹にコシのある不思議な食感。
そして、何よりも海を感じるあごだし。
おいしくいただきました。
まだ6人前残っていますので、いろんな食べ方にも挑戦してみようと思います。