以前、キハク色のものを作ったのですが、そちらにはカラーレンズを入れたので、今度は透明レンズのものを作ることにしました。
キハク色のものは気に入っているので、またキハク色のものにしようかとも考えたのですが、メガネの形自体が、レトロな丸メガネなので、色も、いちばんレトロ感のあるデミ色にしてみました。
形や掛け心地については、すでにキハク色のもので確認済なので、あらためて特記することはないのですが、色については、少し思っていたものと違う感じですかね。
メガネを手に取って眺めると、サイトの写真と同じといえばそうなのですが、顔に掛けて、鏡を見てみると、濃い目のブラウン一色にも見える感じです。
黄色のところは透明度が高いので、光をよく透過しますが、黄色部位が少な目なことと、顔に掛けると、透過する光量が少なくなるので、まだら模様が目立たなくなっていますね。
好みの問題でしょうが、わたしは、黄色の透明な部分の割合が、もっと多い方が好み。
本物のべっ甲フレームも、黄色のものからこげ茶色のものまで、いろいろありますが、もう少し明るい配色のものも欲しいところ。
それと、デミ色の場合、鼻パッドのクリングスなどの金属部位は、銀色より金色の方がよいのではないでしょうか。
デミ柄とメタルとのコンビフレームだと、金属部分は金色のものが一般的ですし、本物のべっ甲を使ったものも金色が多いと思います。
御社の5980円のコンピフレームも、デミ柄のものは金属部位は金色です。
おそらく、デミ柄とメタルのコンピだと、金色を組み合すのがメガネデザイナーの常識なのでしょう。
本品が銀色なのは、銀色が一般的な黒フレームからの流用なのでしょうか。
全般的にはお値段以上のメガネに見えますが、細部まで観察すると、この銀色のせいもあって、安物であることが判ってしまいますね。詰めが甘いところは、今後の改良に期待。
最後に、デミ色とキハク色のニコイチも気になっています。
顔なじみを良くしたい場合は、フロントにキハク色、テンプルにデミ色。
眼鏡の存在を目立たせたい場合は、フロントにデミ色、テンプルにキハク色。
キハク色は目立たないので、デミ色の部位が強調されて、より個性的になるし、単色の場合よりも、高級感がでるかも。
部品の入替えだけだから、ラインナップに加えてみては如何ですか。