今回は粉寒天を買いましたが、普段はイナアガーを使っています。
寒天とイナアガーでは、凝固力が違います。
イナアガーのプルンとした食感に比べると寒天はカチッとした食感です。
しかし、粉寒天はどちらの特徴も持っていて、液体と寒天の比率でプルンとした食感も楽しめそうです。
とはいっても、コスト面や使いやすさを考えると、イナアガーのほうが安定していますね。
なので、イナアガーと寒天の両方を混ぜたり、使い分けをしています。
水ようかんには寒天のカチッとしたしっかり食感がよく、ジュースなどを使ったゼリーではプルンとしたイナアガーがよく合います。
最近、ゼラチンも使うことがあるので、ゼラチンとイナアガーを混ぜたら、失敗しました。(どんな感触になるのか試したのですが、かなり残念な結果になりました)
ほとんど固まらないです。
寒天はイナアガーより固くしたい場合に混ぜたり、しっかりした食感のものを作りたいときに使っています。
今回の商品は、価格的にもお買い得でした。
イナアガーのデメリットは、湿気や開封後の保存の状態にもよりますが、古くなると固まりにくくなるところです。
なので1シーズンで使い切る量の開封やストックを注意しています。
固まりにくくなったイナアガーに粉寒天を混ぜるというのも、一つの使い方です。
粉寒天なので、イナアガーと同じ状況が起こるのではないかと思い、粉寒天は出来るだけ湿気を避けてきましたが、イナアガー程の状態は見られず、しっかり固まっています。
今回買ったのは、前回買った寒天が少なくなったので、買い足したのですが、やはり寒天の食感は、日本人好みの和菓子などには、必要だと感じています。
また、最近ではお米に混ぜて炊く寒天も出ていて、価格が安いので、普通の粉寒天と紛らわしい表記で、安さにつられるところでした。
よく見ると、「ご飯に混ぜて炊く」とはっきり書いてありますから、注意したほうがよさそうです。