当地(群馬県)は赤城大沼という標高1300mくらいの湖が有ります。通常、1月~3月はワカサギの氷上穴釣りに通います。
朝7時に開始なので、4時過ぎに出発すれば間に合うのですが、目的地近くの10km位は雪道~アイスバーンのため、良くて渋滞、運が悪ければ先行車の事故で通行止めもあります。先日、友人は諦めて戻ってきた対向車と正面衝突でした。また、家には強め人もいるため、4時ごろ、バタバタしていると起こしてしまいます。
そこで、通常、寝る時刻の11時ころ出発し、1時ころ到着、6時半頃まで車中泊となります。車はヴェゼルですが、ワカサギはテントなど荷物が多いので、助手席を倒したベッドは、非常に窮屈です。外気温は-16℃になり、中々厳しい条件です。上下、防寒着の上、自作の8cmチップウレタンベッドに封筒型シュラフ(全開)を掛け布団にしていましたが、車内温度が-7℃だったこともあります。3年前からポータブル電源、電気毛布を導入し、何とかなっておりますが、早朝は、やはり寒く、不自然な姿勢と相まって、体がつる事もありました。この寝袋が届き、3回使用しました。私の規格外の太目な体型で、無理なくファスナーが閉じられる寝袋に初めて出会いました。宣伝の通り、チャックが噛むこともなく、簡単に肩口まで閉められます。保温性は十分で、以前は、電気毛布のダイヤル「高」で寝ていましたが、最近2回は「低」で寝ています。おそらく電気毛布なしでも行けると思います。
まだ、3回しか使っていないので、耐久性はわからないとしましたが、縫製がものすごく丁寧なので、おそらく十分だと思います。寝袋が大きいので、収納後はそれなりに大きいですが、収納袋が頑丈に作ってあるので、無理やり押し込むことができます。さらに袋に入れてからベルト等で締め付けることも。これまで使用していた他社品の-5℃対応の寝袋と一回り大きい程度です。
後、特筆すべきなのは、ぎゅうぎゅうに詰め込んでも開放すると、分厚い布団に早変わりです。これは素材の良さを物語っていると思います。
冬の二か月半は標高1300mに通いますが心配が一つ消えました。