横幅が狭まったことで,雑踏での移動や電車での着席の際にぶつからないか注意しなくてよくなったのが一番の利点.このカバンの運用スタイルが合っている人は買い増しすると便利だろう.
依然として外観より収容力はあると思うが,横幅だけでなく厚みもなくなってしまったことにより,入れにくくなったものがある.その一つがデジタル一眼.
想定されている使い方は,NotePCや文具といった机上に広げて使うものをペン立てのように運ぶことだと思うが,そうした物品の中にコンデジではなくデジイチを入れていた人は困っているだろう.
全体のバランス等も考慮しての一つのサイズだろうし,12,13インチのNotePCを中心としたデスクワーク用品,加えて飲み物,折りたたみ傘等を運ぶにはベストなサイズだと思うが,以前何とか入れていた少し大きめの物が入らなくなってしまう点には割り切りが必要だろう.
あと,ホームページに掲載の写真にあるような,肩から下げた状態での扉の開閉は,多くの人が指摘しているように,アクセスしにくい不便さ,中身をぶちまけてしまう危なさがあり,このバッグに対する悪い印象を広めるのを助長してしまっている.(「こうすると危険ですよー」という誤った使用例としてならよいが...)
miniではないひらくPCバッグの値段を考えると,コスパがよくない.
このバッグ,マンハッタンポーテージのような素材で14,800-なら爆発的に売れるだろう.