文庫まで待つつもりでしたが、ドラマが面白くてすぐに読みたくなっちゃったので購入。 一気読みでした、大満足。 でも文庫になった際の新たなあとがきも読みたいので、文庫も欲しくなっちゃうかも・・・

有川浩＋自衛隊ということでラブコメ今昔のようなベタ甘もの!!を予想していましたが、甘さ控えめでドキュメンタリータッチな作品でした。いい意味で期待を裏切られました。

長編小説は苦手なのですが、興味を持って読み進める事ができました☆ 以前、TVで紹介されていたおりに、読んでみたいと思っていたのですが。 でも、登場人物が多くなってくると相関図がわからなくなってくる長編小説は、最後まで読み切れない為購入を躊躇していました。 ですがドラマの８話を観終わって、その続きが気になって我慢できず購入。 もちろん、小説とドラマは表現方法が違うのはわかっています。 原作とドラマは比較されがちですが、私はドラマの配役や衣裳による視覚情報がある為、相関図（自衛隊での呼称による地位関係も含み）がわかり、小説を読む手助けになりました。 かえって、ドラマの為の変更点が『なるほど』と思わせられて興味深いです。 ドラマを見ていない方には、カバーに主要人物が紹介されているのも、長編を読み進める手助けになると思います。 苦手な長編小説なのに、内容に没頭して読めた（途中で泣けました）ので購入して良かったと思います。

有川浩さんの作品を最近読むようになり、ドラマ化されたのもあり購入しました。自衛隊の皆さんの苦悩なども書かれていて切なくなりましたが、登場人物たちの会話のテンポがよくて笑ってしまったり、涙が出てきたり読み応えのある作品でした。今度は甘めの空井とリカの物語が読めたらと思いました。