EP-901Aで何度も使っていますが、今回はトラブりました。
他社の互換インクも同様のようですが、本製品もインクマネジメントが純正品に比べて上手く出来ていないようです。
純正品は残量注意警告と交換指示がそれぞれ出ますが、互換品では最後に交換指示もしくは認識エラーがいきなり出るのですが、この時に年賀状などの大量印刷を行っている場合にはプリンタ内部でのバッファインクまで使い切ってしまうようです。(何故かは分かりません。純正品に比べてインク滴下スピードが遅く、消費量に追いついていないのか?)
これが起きるとインクを交換しても直ぐにインクが出ません。目詰まりエラーが出るのでヘッドクリーニングをすると他のインクの大量消費のドツボにはまります。実際には当該ヘッドは詰まっていません。一度こうなるとインクボトルからインクが本体バッファ部分を満たすのに数時間以上~数日かかるようです。
プリンタユーティリティのインク残量ゲージから当該インクの残量を時々確認すると面白いことが分かりました。
プリンタ起動の度にインクは全体的に少しずつ減少しますが、詰まった(ように見える)インクは全く減りません。落ちていないのです。当然、目詰まり確認印刷をするとその色だけ全く出ません。しかし時間を置くと残量ゲージが突然半分程度に減少しました。この直前にインクがバッファに落ちたようです。そして正常に戻りました。
私の場合はこれが3色同時に起きたため、満タンボトルで3日ほど意識的に放置しました。
これらは全て推論ですが、大量印刷時にはインクゲージが残り10%程度になったら早めに交換しておけば防げるような気がします。
互換インクでも通常印刷ではこのようなことは今まで一度もありませんでした。
インク切れで認識エラーが出たときには印刷中のはがきは途中で失敗するので、これも互換インクの欠点です。
ここら辺を使いこなせれば安いインクですが、詰まったと思わせる危ないインクでもあるようです。