獺祭はこれまで様々飲んでみたが、ハズレはなかった。俺の好みにベストマッチの酒は磨き三割九分だが、コストパフォーマンスの高い酒となるとこちらの獺祭50かと思う。口に含んだ時のフルーティーな香り、酒としての旨さ、それでいてキレの良さが光る造りとなっている。職場の飲み会などに持っていくと、開宴から30分ほどで「獺祭、開けていいですか」「もちろん!」の会話で開栓し、人数にもよるが10人程度なら1時間もしないうちに一升瓶が空いてしまう。それでいて悪酔いせず、翌朝の酔い醒めも爽やか。それが獺祭である。3000円しないでこの満足感はすごい。