築100年になろうかという旧家で、冬に屋内の玄関(たたき)に降りると屋外と変わらない気温になっていて、とても寒いです。日本家屋ですので、居間と玄関の間は障子1枚で仕切られているだけで、暖房をつけても隙間風が入るのと、障子紙1枚の断熱なので、全然暖房が聴きません。灯油のファンヒーターをつければそこそこ暖かくなるのですが、エアコンの暖房ではいつまでもたっても暖かくなりませんでした。
親が高齢となり、火を使わなくても良いようにとポリカーボネートの引き戸を注文させていただいたのですが、隙間風もなくなり、暖房が抜群に効くようになりました。居間が暗くならないようにガラスのタイプとポリカーボネートのどちらにするのか悩みましたが、思い切ってポリカーボネートタイプにして大正解でした。
先日、雪が降る寒い日がありましたが、ポリカーボネートの部分を触っても冷たい感じがせず、枠の木の部分と遜色ない表面温度でした。ほんの少しだけ、引き戸と引き戸の隙間から冷気を感じましたが、毛足タイプの隙間テープを追加すると、冷気がピタリと止まりました。