胚芽米は、「胚芽精米」されている米のことで、精米後に胚芽を8割以上残していることが条件です。
玄米と違い、ヌカ層などの消化しにくく硬くて美味しくない部分は除かれているため、白米と変わらない食感です。
玄米のメリットは主に胚芽の成分(ビタミンB1と食物繊維など)ですので、玄米より胚芽米の方が合理的です。
胚芽のない白米ばかり食べていると、ビタミンB1欠乏症である脚気(かっけ)になり、夏バテのように疲れやすくなったりします。
最近の胚芽米は、精米技術の向上により、白米並みに白くなっている上に、無洗米と同じく、ゴシゴシ洗わなくても水を加えるだけで炊けます。
ただし、写真の通り、無洗米の白米に比べると表面が黄色っぽくなり、輸送中に発生したヌカも付着していますので、軽く洗ってから炊いた方がいいですね。
いつも、玄米30kgを27kgの胚芽精米にして、4.5kgずつ6袋の真空パック(脱酸素パック)にしたものを購入しています。
脱酸素パックにより、精米後の参加による品質劣化が抑えられるだけでなく、板状になるため場所を取らず、積み重ねたときも安定するので、収納性にも優れています。