長い海外生活を終え昨年帰国したのですが、使い慣れた「Air Optix Night & Day Aqua」が日本で認可されているか心配でしたが「O2 Optix」と名前を変え、酸素透過率も30日連続装用可能なのもそのままに入手可能という事で迷わずそれを探す事にしました。
コンタクト歴17年。最初からソフトコンタクトでしたが、メニコン(当時はレンズが厚くてゴロゴロ感が)→ジョンソン&ジョンソン系でずっと。シュアビューから始まりアキュビューシリーズは初代からお世話になりました。ただ、含水率の高さから「瞳が潤う♪」的な歌い方をしていますが、特に連続装用で付けたまま寝てしまうと起きた時にドライアイ状態。パソコンを前にしても同じ。
数年前に変えた眼科の先生が当たりで、「実は含水率が低い方が、瞳が『あ、まだ目が潤ってるから涙を出すのを控えなきゃ』と調節するのを予防できるので、結果的にドライにならない人が多い」とかで納得し、このレンズへ。それ以来目は乾燥知らずです。レンズも一律同じ厚みなのではなく縁が薄くなるように作られているので、まぶたをパチパチしても違和感が少ないようになっています。事実私はこれを付けると、レンズをつけている事は忘れちゃう、と言っても過言ではないかも知れません(苦笑)。
アメリカでは商品名がFocus社の「Night & Day」からチバビジョンに買収され「Air Optix Night & Day」に名称変更、そしてその次のバージョンの「Air Optix Night & Day Aqua」に至ります。初代のレンズが透明で、レンズケースの保存液から探すのがちょっと面倒でしたが「OK」という刻印があって表裏の識別がしやすくなっています。チバビジョンのになってから一度青色と刻印になったのですが、確か最新の「Aqua」ではまた無色で刻印のみ。日本仕様も同様にまだ透明のままですので、アキュビュー等に慣れてらっしゃる方はちょっとポイントDOWNかもしれません。
あと、米国仕様が一箱6枚入りなのに対し日本仕様は3枚入り。なんでだろ…。
かつ昔のFocus社時代の四角い箱そのまま、米国仕様はアキュビューのように薄い箱ですので、日本仕様が米国仕様の最新版でパッケージが違うのか、この「Night & Day」初代が日本で出回っているのか、気になる所です。
でもこのレンズの一番の売りである高い酸素透過性(裸眼の99%、Dk/t値175)という業界最高水準であるのは変わらないのでご安心を。これを終日装用が理想。