3種類を全て購入して比べてみました。
【素材】大・小は18-8ステンレス。磁石も付かず、台所のシンクを作るような相当錆びにくい素材らしい。一方、エコは18-0ステンレスで磁石がくっつく。普通に使う分には心配するほどではないと思われるが、汚れたまま放置するなど、雑すぎる使い方・管理方法なら錆びる可能性もあるらしい。
【重さ】】大125g>小87g>エコ57g。どれも健康体の大人には苦にならないレベル。
【握力】使った印象(計測はしていない)では、柔らかく軽い握力で挟めるのはエコ、握力を使うのは小。大はその中間。どれも健康体の大人には苦にならない。
【感想】3種類とも素晴らしい商品。総論的にどれが良い、ということはなく、用途や予算に応じて合う物をチョイスすべきと感じた。キッチンや食卓上での日常使いには小やエコのサイズが適切だし、揚げ物やBBQには大の長さが嬉しい。汚れたまま翌日まで放置するタイプなら錆びにくい18-8ステンレスが良いだろうし、ひん曲げるほど乱雑に扱う人は合わせ目のしっかりした大・小が良いだろうし。一方、数時間以内に洗って拭けて、ひっかからない場所に収納できるならエコでも充分問題なく、長時間使い続ける作業用途のある人や、高齢・障害等で重さや握力に自信がなければエコの軽さや柔らかさはむしろ有益。合わせ目部分に詰まった汚れもエコの方が洗いやすい。並べて見比べると、大小の重厚感に対してエコは見劣りするが、エコ単体で見れば、充分格好いい道具。道具にこだわる男子の心を掴むのは大小?、使い勝手と予算にこだわる女子にはエコが魅力的?、というくらい、用途や予算や好みで選ぶのが良いと感じた。
焼肉店でおなじみのため肉用のイメージが強いが「菜箸がわり」に何でも使える(テフロン加工はガリガリやると痛むので要注意)。箸づかいが困難な事情のある人や、不器用で苦手な人には、料理のストレスが減ること間違いなし。これに頼ってしまって、ますます箸が苦手になりそうだけれど・・・。
なお、このショップから届いた物は、商品内側の刻印は画面通りの正規品ですが、一つ一つが透明ビニール袋に入っただけの「業務用をバラ売りしてる」的な状態で、商品名や製造元が記載されてるような「店頭陳列用小売りパッケージ」ではありません。使用上の不都合は一切ありませんが、ギフト用途の方はご注意を。