実物を手にした第一印象は「写真よりも重厚感があるな」というものでした。
幾分マッチョなデザインもさることながら、とりわけその素材感は、数多あるチープカシオとは一線を画しており、仕様上明記されていないものの、ケース前面のカバーはおそらく金属です。(金属光沢があり、爪で弾くと鈍い金属音がします。)
また液晶表示部のクリアカバーも、一般的なチープカシオは樹脂製ですが、本モデルは無機ガラス製で、はっきりと差別化されています。
これらより、G-SHOCKのベーシックモデルと比較しても、一回り大きなサイズと相まって、本モデルの方が格上に感じられる程です。
実は本モデルの色違い(シルバー×ブラック)に限って日本でも発売されていて、量販店で実物を目にした事もありますが、双方を見た感想としては圧倒的に本モデル(ブラック×ブラック)に魅力を感じました。あえて本モデルが日本未発売となっている理由を邪推しますと、その存在感がG-SHOCKのプレミアムモデル(売価\20,000程度から)に匹敵するためではないか…等と妄想が膨らんだ次第です。