LAMY2000,4色ボールペンは、50年もの歴史をもつ、ドイツのハイデルベルクで作られている名品です。シンプルな流線形ボディは樹脂とステンレスで作られています。表面は樹脂部分からステンレス部分まで、ヘアライン加工が施されたデザインで指先に馴染みます。黒色の樹脂ですが、ヘアラインの入り方が茶色の木目の様にもみえ、マットな木軸のペンにも見えます。
4色芯の選択方法は振子式ノックとなっており、本体上部に青赤緑のカラーマークが印字されています。黒はクリップの位置となります。そのカラーマークを上に向けてノックすることにより、選択した芯がスライドしてきます。
「静か」に4色芯を選択できるところにマイスターの技を感じるところです。芯は油性4Cタイプ、長さ139ミリ、重さ21.5グラムです。持ち手の辺り、ペン先から40ミリの辺りの直径が12ミリ程です。国産の多機能ペン4+1等は持ち手の辺りの直径が太いものが多く、持ちづらいと感じていました。私にとってLAMY2000は、とても使い易い、長さと軸径であり、重さだと思います。
但し、画数の多い漢字を書いたり、軽いタッチで書くには、ジェットストリームの4Cタイプ0.5ミリのリフィル等を使う方が書き易いと思います。